ついにやりました。息子、包丁で手をざっくり。
おやつのおにぎりも自分で上手ににぎれて、まだまだやる気満々の息子。かねてから用意しておいた桐のまな板と子ども用の包丁を取り出し、さあこれがあんたの包丁とまな板だ、存分にやってくれ、と与えたその日に。嗚呼。
巨大なカブに子ども用の小さな包丁で挑む息子。危なげな様子に見かねて一緒にやろう、と手を出そうとするも、あえなく拒絶される。大きい包丁にかえてあげた方が切りやすいかなあ、と思って目を離したその時。
「やっちゃった。」という淡々とした息子の声。なにを?と思って振り向くと、そこには真っ赤に染まったカブと包丁を握ったまま立ちつくす息子。ぎゃぁあああああ!という心の声を押し殺し、傷口を見る。げ。けっこうやってるなあ。
1時間半くらいは血が止まらず、血みどろティッシュの山となったゴミ箱であとから帰ってきたオットをぎょっとさせたけど、結局は絆創膏1枚に落ち着いて一安心。
泣きもせず、痛いとも言わず(多分あまりにもびっくりして感じなかったんだと思う)、最後まで自分で切りたいと言い張った息子に、改めて本人の意志意欲と一人前ぶりを感じて、母はちょっと、あんた立派になったねぇ、と涙しそうになりましたよ。いや泣きませんけど。
翌日、玩具館のセンセイに報告すると「ついにやりましたか。おめでとうございます」と。小さなケガや病気や失敗をたくさんたくさんやって、誰にも奪われることのない自分だけの確かなモノを培っていってくれたらいいな、と思うのです。
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